12月 192017
 

前回の「ラズパイでBLEタグ - REX-SEEK2 Bluetooth+LE対応 紛失防止タグを使う(その1)」では、
REX-SEEK2をラズパイから制御する方法として、デバイスアドレスの取得、設定情報の取得、
ブザーを鳴らす、LEDを点灯させるといったことを紹介しました。
引き続き REX-SEEK2をラズパイから制御する方法について紹介します。

REX-SEEK2 Bluetooth+LE対応 紛失防止タグ

今回は、REX-SEEK2のボタンが押されたことを検出する方法です。

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4月 252017
 

今回のテーマは、ラズパイ(Raspberry Pi)に関するものです。
RATOC e2eStore では、近年IoT関連で注目されている超小型シングルボードコンピュータ Raspberry Pi
のサポートを開始しました。

RATOC e2eStoreのサイトでは、Raspberry Pi で使用するための設定方法やサンプルプログラムなどの
情報を提供しており、Raspberry Pi をサポートする製品を集めた ラズパイ対応製品のカテゴリページ も
新たに追加しました。

Raspberry Pi はLinuxをベースとしたOSが搭載可能で、インターネットへの接続環境が標準で
利用できることから、様々なセンサーデバイスと組み合わせてIoTを実現するための産業用
コンピュータとしても使われ始めています。
2016年から発売の「Raspberry Pi 3 Model B」はBluetooth 4.1 に標準で対応しており、ラズパイを
Bluetooth LEタグとして動作させたり、ラズパイからBluetooth LEタグへの接続が簡単になっています。

そこで今回は、ラズパイからBLEデバイスへ接続し制御する方法を Bluetooth4.0+LE対応 紛失防止タグ
のREX-SEEK2
を使って紹介します。

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7月 072016
 

こんにちは
今回は、RS-232C接続の無線化を手軽に実現する方法についてのお話です。

今や無線というと、スマホやタブレットの普及によりWi-FiやBluetooth等による
無線の通信が一般的になっていますが、今回は、そのうちのひとつである
Bluetoothを使ってRS-232C接続を手軽に無線化する方法の紹介です。

では、なぜWi-FiではなくBluetooth なのかということですが、
これには、Wi-FiとBluetooth の違いと特徴を見ていくとわかります。

Wi-Fiは複数の機器同士でWireLess LANのネットワークを構築して通信することを想定しています。
一方、Bluetoothは基本的に1対1での通信を目的としています。
Bluetoothは、通信距離や通信速度の点でWi-Fiに比べて劣りますが、
セットアップの方法はWi-Fiに比べると簡単です。
また、消費電力がWi-Fiと比べると少ないといった利点もあります。

そして、BluetoothにはRS-232Cの無線化にとって重要な特徴があります。
それが、Bluetoothが持つシリアル通信を無線化するための専用プロファイルである
SPP(シリアルポートプロファイル)を持っていることです。

このSPPをそのまま利用することで透過的に機器間のデータ通信が行えるため、
RS-232Cによるシリアル通信を簡単にBluetoothへ置換えることができるのです。
そして、この置換えのことをケーブルリプレイスメントと呼びます。

RATOC e2eStoreでは従来からRS-232C/Bluetooth変換アダプタのREX-BT60を販売していましたが、
今回は、新たにこの製品を進化させてケーブルリプレイスメントを簡単に導入するためのセット製品
を用意しました。

それが、今回紹介する「REX-BT60CR ケーブルリプレイスメントセット」です。
bt60cr-top

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