2月 232012
 

こんにちは。
e2e Storeのblogへ ようこそ。
今回は、私たちe2e開発チームが今後予定している製品に関しまして、ロードマップを公開いたします。
開発支援となる製品からプログラミング学習キットまで、各ジャンルで魅力ある製品となっています。
製品に関する概略仕様も載せましたのでご確認ください。
なお、製品の型番はすべて仮称です。今後変更となる可能性があります。

ロードマップはロードマップ


■REX-USB64E –USBシリアルデバッグボード
+概要
さて、最初に紹介するのはマイコンプログラムのデバッグ方法の一つとして昔から一般的に用いられているシリアル通信を行うボードREX-USB64Eです。最近ではICEを接続してデバッグするのが一般的と思われがちですが、小規模なマイコンプログラムでのシリアルデバッグはまだまだ現役であります。
シリアルボードなんてどこにでも...と思われた方もおられると思いますが、私たちが開発したシリアルボードは、開発者のかゆいところに手が届く多くの特徴があります。では1つずつ紹介いたします。

+特徴
・USB接続のシリアルボード
最近ではノートパソコンにシリアルポートが搭載されている物を見かけません。USB接続であれば、PCを選ばず手軽にシリアルインターフェイスを増設できます。

・シリアルインターフェイス部は絶縁/非絶縁切り替え可能
絶縁モードではデバッグ対象マイコンからインターフェイス電源を供給するため、シリアルインターフェイスの電圧をいちいち考える必要はありません。また、デバッグ対象マイコンから電源を取れない場合には、非絶縁モードの設定ができ、3.3V又は5.0Vの切り替え可能な電源電圧で動作します。

・シリアルインターフェイス部のコネクタは2.54ピッチのBOXヘッダを採用。
ケーブル側のコネクタが入手しやすく、QIコネクタなどバラ線での接続も容易です。

・別売のシリアル基板を装着することで、シリアルインターフェイス仕様を変更できます
本体に拡張シリアルボードを装着することで、RS-232C、RS-422A/485、20mAカレントループに変更可能です。本体と拡張シリアルボードを接続するコネクタは2.54ビッチのヘッダを採用しているのでユニバーサル基板を用いた自作シリアルインターフェイス仕様も容易に作成できます。

・ステータスLED搭載
電源、送信、受信がひと目で分かるLEDを実装しています。

・小型で組込み用途にも最適
組み込み機器などへの取り付けも容易に行えるよう取り付け穴を開けています。取り付け寸法図面も公開いたします。

・コネクタピン配列、回路図なども公開します
開発者が、自由に改造を行えるように回路図なども公開いたします。

REX-USB61-EEPROM  –I2C/SPI EEPROMボード
+概要
REX-USB61と接続するEEPROM基板を紹介します。基板にはI2CとSPIのEEPROMが実装されていて、USB61の添付ユーティリティーを使用して容易にアクセスできます。I2CやSPI EEPROMの制御方法を学習するのに最適です。簡易EEPROMライターソフトを添付していますので、実験用のEEPROM作成や小規模のEEPROM量産マシンとしても使用できます。

+特徴
・REX-USB61と直接接続可能なEEPROMボード
REX-USB61とEEPROMボードとの接続は添付のフラットケーブルで行います。

・I2CとSPIの学習に最適
USB61を使用してEEPROMへのアクセス方法などを詳しく解説した説明書を添付します。

・EEPROMの着脱が容易
EEPROMのソケットにはレバー式の脱着機構を採用しているためICの着脱が容易に行えます。

・電源LED搭載
通電中に点灯するLEDを搭載。EEPROMチップへの電源供給がひと目でわかります。

・添付ソフトを充実
USB61を使用したスクリプトファイルのサンプルや、ライブラリを使用した簡易ROMライターソフトを添付。
ソースコードの詳しい解説を行います。

REX-USB61-Expander16  –I2CデジタルI/Oボード
+概要
REX-USB61と接続するデジタルI/O基板を紹介します。
基板にI2C制御のI/OExpanderが実装されていて、USB61の添付ユーティリティーを使用して容易にアクセスできます。
各I/OポートにはLEDを搭載、ON/OFF状態が確認できます。
制御可能なポート数は16で2.54ピッチのBOXコネクタに出力されていて外部機器と容易に接続し、制御することも可能です。
USB61のスクリプト例や、ライブラリを使用したサンプルソースコードを添付、細かな解説付きでI2C制御のプログラミング学習に最適です。

+特徴
・REX-USB61と直接接続可能なデジタルI/Oボード
REX-USB61とExpander16ボードとの接続は添付のフラットケーブルで行います。ポート数16ポートでポートごとにIN/OUTの指定が出来ます。

・I2CとSPIの学習に最適
USB61を使用してExpander16ボードへのアクセス方法などを詳しく解説した説明書を添付します。

・各ポートにLED搭載
ポート毎にLEDを搭載していますので各ポートのHigh/Lowがひと目でわかります。

・添付ソフトを充実
USB61を使用したスクリプトファイルのサンプルや、ライブラリを使用したサンプルソフトを添付。
ソースコードの詳しい解説を行います。

・組み込み用途にも使用可能
組み込み機器などへの取り付けも容易に行えるよう取り付け穴を開けています。取り付け寸法図面も公開します。

REX-USB61— 学習キット

初めて使うI2CやSPIデバイスのプログラムを行う場合、デバイスの仕様書を見ながらいきなりコーディング....
1度で完全に動作させるのは難しいものです。
REX-USB61学習キットはREX-USB61とI2C、SPIのデバイス、マイコンボードを組み合わせ、USB61を使用したI2C/SPIデバイスの操作手順から実際のマイコンプログラミングまで、一連の流れを解説します。
USB61のスクリプトやサンプルプログラムを添付しますので、I2CやSPIの初心者でも無理なく学習できます。

■REX-LMHDMI  –HDMIラインモニタボード

HDMI搭載の再生機器やテレビなどの開発現場では機器同士をHDMIケーブルで接続して評価や調整を行いますが、市販のHDMIケーブルでは信号線上の情報を容易に取り出すことが出来ません。
REX-LMHDMIは市販のHDMIケーブルを2本使用し、間に接続することで、映像信号やDDCラインを直接プロービングすることが出来ます。
REX-HDMIにはDDCラインを切り離し、I2CのEEPROMからEDIDなどの情報を再生機に返すことも出来ます。
弊社製REX-USB62と組み合わせることで、DDCラインをデコードしEDIDやHDCPキーのアクセスを確認することが出来ます。詳細な仕様は決まり次第ブログにアップします。

ロードマップはロードマップ

 

以上が、私たちe2e-Store で発売を予定しているラインナップです。
その他にも様々な計画を進めていく予定です。ご期待ください。

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