◆一般仕様◆
※基板の実装を変更することにより、9 ピン(RI)から 5V を 出力することが可能です。
■
D-SUB25PIN への変換対応表
D-SUB25PIN に変換したい場合には、下記の変換表に基づいた変換コネクタをご使用ください。変換コネクタは、一般の量販店やパソコンショップで入手可能です。
■DIOポートとDIPスイッチ
DIO制御するためのポートは、6ビットが有効となります。DIPスイッチでは、複数枚のボードをソフトウェアで識別するためのID番号(ID:0~ID:3)を設定します。
名称 | RS-232C・デジタルI/O PCIボード |
型番 | REX-PCI60D |
バスインタフェース | PCI Local Bus Rev.3.0(32ビットバスマスタ)、3.3V/5VユニバーサルPCIボード |
シリアルコントローラ | メモリマップ方式 16550互換UART |
RS-232C 接続コネクター | D-Sub9 オス×2ポート、DIO (6bit) ×1ポート |
RS-232C 入出力レベル | 【ドライバー】ハイレベル出力 : +5V(min)/+5.4V(TYP)、ローレベル出力 : -5V(min)/-5.4V(TYP) 【レシーバー】電圧レンジ : -15V~+15V |
通信方式 | 非同期通信 |
通信速度 | 300/600/1200/2400/4800/9600/19200/38400/57600 /115200/230400/460800/921600bps ※実際に実行可能な最大通信速度はパソコンの仕様に依存します |
通信パラメータ | スタートビット:1ビット パリティビット:Even/Odd/None データビット:7/8ビット ストップビット:1/2ビット |
ドライバー・レシーバー | MAX3245ECAI+ / ICL3245ECAZ(または相当品) |
DIO入出力レベル | 0V~+5V(TTLレベル・正論理) |
ボードID | REX-PCI60D/PE60D、REX-PCI64D/PE64D、REX-PCI70D/PE70D を複数枚使用した場合、各ボードを特定するためのDIPスイッチを基板上に設置。(4枚まで識別可能) |
静電気放電保護 | 気中放電:±15KV 接触放電:±8KV |
伝送距離 | 15m以内 |
外形寸法 | 約119.91mm×54.4mm(突起部除く) |
重量 | 約64g(標準ブラケット使用時) |
電源電圧 | +3.3V/+5V(PCIバスより供給) |
添付品 |
|
ダウンロード提供ソフトウェア | RS-232C通信サンプルプログラム、シリアル通信ドライバ、 ポート認識用サンプルプログラム、DIO制御サンプルプログラム |
対応機種 | PCIスロット(PCI Rev 2.1以降)を装備したWindowsPC |
対応OS | Windows 10、Windows 8.1、Windows 8、Windows 7、Windows Vista、Windows XP、Windows 2000、Windows Server 2019、Windows Server 2016、Windows Server 2012 R2、Windows Server 2012、Windows Server 2008 R2、Windows Server 2008、Windows Server 2003 R2、Windows Server 2003、 Windows 2000 Server Linux Ready! ※32ビット/64ビット両対応 |
■ご注意 |
・本製品は国内仕様となっており、海外についての保守およびサポートはおこなっておりません。 ・記載されている名称・商品名は各社の商標または登録商標です。 ・予告なく外観または仕様の一部を変更することがあります。 ・"REX"は株式会社リコーが商標権を所有していますが、弊社は使用許諾契約により商標の使用を認められています。 |
ダウンロード提供ソフトウェア仕様
項目 | 仕様内容 |
通信サンプルプログラム | RS-232C通信サンプルプログラム |
ポート認識用サンプルプログラム | ボード上DIPスイッチおよびポート読み取り サンプルプログラム (VC++2010,VB2010,VC++6.0,VB6.0) |
DIO制御サンプルプログラム | DIOを制御するサンプルプログラム (VC++6.0,VB6.0) |
シリアル通信ドライバ DIO制御ドライバ |
REX-PCI60D用デバイスドライバ |
ハードウェア仕様
■コネクタピンアサイン
D-SUB 9ピンオス
ピン番号 | 信号名 | 機能 | DTE-外部 |
1 | Data Carrier Detect (DCD) | キャリア検出 | ← |
2 | Receive Data (RxD) | データ受信 | ← |
3 | Transmit Data (TxD) | データ送信 | → |
4 | Data Terminal Ready (DTR) | 端末レディ | → |
5 | Signal Ground (SG) | 信号用接地 | - |
6 | Data Set Ready (DSR) | データセットレディ | ← |
7 | Request to Send (RTS) | データ送信要求 | → |
8 | Clear to Send (CTS) | データ送信可能 | ← |
9 | Ring Indicate (RI) | 被呼表示 | ← |
■
D-SUB25PIN への変換対応表
D-SUB25PIN に変換したい場合には、下記の変換表に基づいた変換コネクタをご使用ください。変換コネクタは、一般の量販店やパソコンショップで入手可能です。
D Sub 9ピン | D Sub 25ピン | |
ピン番号 | ピン番号 | |
1 | ←→ | 8 |
2 | ←→ | 3 |
3 | ←→ | 2 |
4 | ←→ | 20 |
5 | ←→ | 7 |
6 | ←→ | 6 |
7 | ←→ | 4 |
8 | ←→ | 5 |
9 | ←→ | 22 |
■DIOポートとDIPスイッチ
DIO制御するためのポートは、6ビットが有効となります。DIPスイッチでは、複数枚のボードをソフトウェアで識別するためのID番号(ID:0~ID:3)を設定します。
DIOポート | ||||||
ピン番 | DIO Bit | 機能 | ||||
1 | bit0 | I/O | INT | |||
2 | bit1 | I/O | INT | |||
3 | bit2 | I/O | INT | |||
4 | bit3 | I/O | INT | |||
5 | bit4 | I/O | INT | |||
6 | bit5 | I/O | INT | |||
7 | - | - | DIPスイッチ | |||
8 | - | ID番号 | 1 | 2 | ||
9 | - | 0 | OFF | OFF | ||
10 | Power(5V) | 1 | ON | OFF | ||
11 | GND | 2 | OFF | ON | ||
12 | - | 3 | ON | ON |
タイトル | ダウンロード | 説明 |
---|---|---|
REX-PCI60D ダウンロード | e2e_download.pdf | 各種ダウンロードソフトウェアや製品情報は運営元の ラトックシステム株式会社のWebページ にてダウンロードいただけます。 |
PCIスロットにシリアル(RS-232C)×2ポートと6bitデジタルI/O×1ポート増設
● D-Sub 9ピンコネクタ搭載、サンプルソースをコードダウンロード提供
● DIOポートを搭載、サンプルソースコードをダウンロード提供
● 最大4枚まで識別可能
● ロープロファイルにも対応
● 各ポートの最大DTE 通信速度921.6Kbps
● 静電気放電(ESD)保護機能搭載
● WindowsサーバOS対応
● ポートごとに送受信各64バイトのFIFOバッファー搭載
● 有害6物質不使用
本製品は、1本のPCIスロットに、RS-232C×2ポートと6bitデジタルI/O×1ポートを増設可能な、マルチファンクションボードです。
9ピンコネクタ業界標準のD-Sub 9pinコネクタ(オス)を採用。
市販のケーブルを使って、バックアップ電源、モデム、磁気カードリーダなどRS-232C機器との接続が可能。電子天秤などの計測系、シーケンサ、NC工作機などの制御系機器の接続インターフェイスとしても、広く使用いただけます。
VC++2010、VB2010、VC++6.0、VB6.0用のRS-232C通信サンプルソースコードダウンロード提供。
電源供給などOEM向け受注生産が可能です。
受注案件の窓口までお問い合わせください。
基板上に、6bit-TTLレベルのDIOポートを搭載。
高価なDIOインターフェイスを追加する必要がありません。
DIOポート制御用Driver、DLL、サンプルコード付属(VC++6.0、VB6.0)。
オプションとして、DIOポートをPC外部に引き出せるケーブルとブラケットのセット(RCL-60D)も用意しています。
基板上のディップスイッチにより設定番号を取得し、ソフトウェア上で最大4枚までの基板が識別可能。
各RS-232Cポートに割り当てられたCOMポート番号を確認するサンプルソースコードをダウンロード提供しています。(VC++2010,VB2010,VC++6.0,VB6.0)。
※パソコンのスロット数により増設できるボード数は異なります。
※COMポート番号はOS上で自動割り当てされます。
PCIスロットが足りない場合は、PCI拡張BOX「REX-PEPB4」が便利
PCIe Hostカードと拡張Boxは専用ケーブルで接続。
PCIe Hostカード「REX-PETH」(オプション購入も可能)を複数台のPCに導入すれば、ケーブルによるつなぎ替えのみで拡張BOXを共用することも可能です。
>> PCI Express to PCI 拡張BOX REX-PEPB4 製品情報ページへ
標準PCIスロットとLowProfile PCI の両対応。 添付ブラケットと交換するだけで、LowProfile PCIボードに。省スペースパソコンに最適です。
▼PCIでは2ポートのボードとして▼
▼ロープロファイルPCIでは用途に合わせて▼
気中放電±15KV、接触放電±8KVまでの保護機能付トランシーバを搭載。
ラッチアップを起こしません。
サーバOSは、Windows Server 2012 R2/Server 2012/Server 2008 R2/Server 2008/Server 2003 R2/Server 2003/2000 Serverに対応。またユニバーサルPCIスロットをサポートし、5Vはもちろん3.3VのPCIバスを装備したパソコンでも使用できます。
各ポートごとに送信64バイト、受信64バイトのFIFO(First-In First-Out)バッファーを搭載。高速通信時のデータ取りこぼしを防止し、安定した通信環境を提供します。
REX-PCI60Dは、鉛、水銀、カドミウム、六価クロム、PBB、PBDEの有害6物質を使用していない、環境と人にやさしい製品です。