■SubGiga デジタル入出力ボード RS-SG2010T/RS-SG2010M |
名称 | SubGiga デジタル入出力ボード | |
型番 | RS-SG2010T(端子台モデル)/RS-SG2010M(MILコネクタモデル) | |
SubGiga | ARIB STD-T108準拠 ROHM BP35C0-J11(USBホストドングル) |
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搭載モジュール | ESP32-WROOM-32E-N4 | |
内蔵I/O Expander | TI TCA9535 | |
SubGiga通信速度 | 最大100kbps | |
SubGiga伝送距離 | 約250m |
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入力部 | 8ch |
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出力部 | 8ch |
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トリガー入力 | 1ch |
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ストローブ出力 | 1ch |
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コモン電源 | COM+:5~24V入力 |
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使用コネクタ RS-SG2010T | Phoenix Contact PTSA 0,5/**-2,5-F もしくは互換品 |
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使用コネクタ RS-SG2010M | OMRON XG4A-2034 もしくは互換品 |
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絶縁耐圧 | 2.5kV(デジタル入出力とGPIO40ピン間) |
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電源電圧 | VBUS 5V(USB2.0 Type-C) |
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消費電流 | 実測値:48.9mA(アイドル時) / 65.5mA(通信時平均) / 69.8mA(通信時ピーク) | |
動作環境 | 温度:0~40℃、湿度:20~80%(ただし結露しないこと) | |
基板寸法 | RS-SG2010T:L56×W85×T28(入出力端子台上部までの高さ)(mm)(突起部・アンテナを除く) RS-SG2010M:L56×W85×T24(MILコネクタ上部までの高さ)(mm)(突起部・アンテナを除く) ※ Raspberry Pi 4 Model B用のアクリルベース(KP-SB614/共立電子産業)に組込が可能です。 |
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基板重量 | 約52g | |
パッケージ内容 | ・SubGiga入出力ベースボード(RS-SG2000) ・USBホストドングル ・RPi-GP10本体(TまたはM)(装着済み) ・ACアダプター ・USB A-Cケーブル ・保証書 |
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原産国 | 日本 | |
保証期間 | 1年 |
■ご注意 |
・本製品は国内仕様となっており、海外についての保守およびサポートは おこなっておりません。 ・記載されている名称・商品名は各社の商標または登録商標です。 ・予告なく外観または仕様の一部を変更することがあります。 |
【DIO制御をSubGHz(920MHz)帯で無線化、
Windows用USBホストドングル付きボード】
デジタル入出力を制御
➡ 通信費、ネット接続不要の無線通信
➡ 入力ポートを8ch搭載、端子台とMILコネクタの2モデル
➡ ボードを保護するケースへの組込が可能
➡ Sensirion社製温湿度センサー[SHTC3]を搭載
➡ Windows用サンプルアプリケーションと制御用APIを提供
➡ 有害10物質不使用
➡ 使用事例(機器の異常検知)
➡ 使用事例(電源消し忘れ確認)
➡ ユースケース
➡ 各部名称
Windows PC側にUSBドングル(標準添付、オプション販売もあり)を接続します。
本製品にはUSB-Cポートより電源供給を行います。(ACアダプター/USB A-Cケーブル標準添付)
無線は920MHz帯のワイヤレス通信を使用し、通信距離は見通しで最大250m程度となります。
920MHz帯(ARIB STD-T108準拠)のSubGigaは電波干渉が少なく、安定した通信をおこないます。
さらに、BluetoothやWi-Fiなどが使用するISM帯(2.4GHz帯)と比べて障害物の影響を受けにくく遠くまで届くため、パソコンと本ボードが離れた場所にあって配線が難しい場合にも効果を発揮します。
2.4GHz帯より空いているため干渉が少ない
2.4GHz帯より波長が長いため回り込みやすい
接続するデバイスの台数や環境により、通信距離が短くなることがあります。
クラウドやインターネット接続も不要で、外部ネットワークの影響ゼロで安定稼働が可能。
ハードウェアは買いきりで、購入時に計上する費用のみで運用できます。
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入出力ポートを各8ch、トリガー入力ポート、ストローブ出力ポート搭載
デジタル入力ポートおよび出力ポートをそれぞれ 8ch搭載。加えて、トリガー入力ポート、ストローブ出力ポートを1chずつ備えています。各ポートを制御するためのサンプルプログラムを提供。
端子台モデルとMILコネクタモデルの2種類を用意
入出力端子は、結線が容易な端子台タイプと、ロック機構を持ち、ハーネスの抜けに耐性の強いMILコネクタタイプ(20pin)タイプの2種類をラインナップしています。
高速な動作に対応したデジタルアイソレーターを採用
デジタル入出力側とGPIO40PIN間は、電気的に分離絶縁をおこなう「デジタルアイソレーター」を採用。低消費電力(低発熱)で実装面積を小さくできる利点があり、一般的なフォトカプラ方式よりも高速な動作を実現します。
入出力端子への電源供給や接地のためのコモン電源端子搭載
各電気機器と入出力端子を接続した際に必要な接地や、予備電源などを供給できる様、コモン電源端子を搭載しています。5~24Vの幅広い入力に対応しています。
推奨品:KP-SB614/共立電子産業(Raspberry Pi 4 Model B用のアクリルベース)
提供しているサンプルプログラムに、温湿度を取得する機能も含まれています。
本製品は、鉛、水銀、カドミウム、六価クロム、PBB、PBDE、DEHP、BBP、DBP、DIBPの有害10物質を使用していない、環境と人にやさしい製品です。
上記事例以外にも、さまざまな用途でお使いいただけます。